動的リストとは、データ参照元に、Studio内外のデータを使うリスト機能です。プロパティ管理表に直接データを追加して管理するのではなく、デザインエディタ外部のデータソースを連携し、自動的に反映します。
エディタでの要素 | データ(プロパティ)の管理場所・参照元 |
リスト | 右パネル[データ]タブ内のプロパティ管理表 |
動的リスト | ・Studio CMSのモデルやコレクション(CMSリスト) |
API / RSSリスト(外部データ)で制限のある機能
機能 | 注意点 |
外部データ連携により取得した変数データをプロパティとして紐付けできます。 | |
APIリストでは、条件付きスタイルの「最初のアイテム」設定のみ利用可能です。 | |
不可 |
動的リストを追加する
以下のいずれかの方法で、デザインエディタ上のページに動的リストを配置します。
※リストに紐付けるデータは事前に準備しておく必要があります。
プリセットされた動的リストを追加する
画面左のナビゲーションから、[接続]アイコン
をクリックします。[CMS]、[API]、[RSS]タブのいずれかを選択し、プリセットされた動的リストを選びます。
ドラッグ&ドロップまたはクリックでスクリーン上に配置します。
紐付けデータの変更が必要な場合には、紐付けたデータを変更するの手順を参照してください。
既存のリストを動的リストに変換する
手動作成したリストに後からデータを紐付けて、動的リストに変換できます。
動的リストに変換したいリストを選択します。
右パネルで[データ]タブを開きます。
パネルが閉じている場合は、右パネルを開いてください。
リスト表上部の[データを紐付け]をクリックします。
紐付けたいデータを選択して、リストを動的リストに変換します。
紐付けたデータを変更する
配置済みの動的リストに紐付けたデータは、CMSモデル、CMSコレクション、API、RSS のいずれにも後から変更できます。
データを変更しても、リストのデザインには影響しません。
対象の動的リストを選択します。
右パネルで[データ]タブを開きます。
パネルが閉じている場合は、右パネルを開いてください。
リスト右の紐付けデータの表示(青字)をクリックして、紐付けデータの変更をします。
変数データ(プロパティ)をボックス要素に紐付ける
リスト内のテキストや画像ボックスなどに変数データ(プロパティ)を紐付け、データを表示できます。
CMSリストの変数データ(プロパティ)紐付け
CMSリストでは、右パネルの[データ]パネルでプロパティとボックス要素の紐付けができます。プロパティ名の左側にあるコネクタ[・]をドラッグし、紐付けるボックスにドロップしてください。
API / RSSリストの変数データ(プロパティ)紐付け
API / RSSリストは、外部データ連携により取得した変数データをプロパティとして紐付けます。
CMSリストとは異なり、外部から取得した変数データは右パネルの[データ]パネルでの紐付け操作や一覧表示ができません。
ボックス要素との紐付けは、ボックスの種類ごとに表示される各種設定タブで確認できます。
プロパティとして扱われているデータは、青色で囲われて表示されます。
リストアイテムの表示設定をする
動的リストでは、表示するアイテム数や、アイテムが0件のときの表示方法などの設定ができます。
CMSリストでは、「もっと見る」ボタンなどの追加設定や表示アイテムの絞り込み(フィルター)も可能です。
API / RSSリスト(外部データ)で制限のある表示設定
機能 | CMSリスト | API / RSSリスト |
○ | × | |
○ | ○ | |
○ | ○ | |
○ | × | |
○ | × |
表示設定の基本操作
表示設定をしたい動的リストを選択します。
リスト内のアイテムではなく、リスト自体を選択してください。
(レイヤーパネルで要素を選択する場合には、リストアイコン
のレイヤーを選択します)右パネルで[データ]タブを開きます。
パネルが閉じている場合は、右パネルを開いてください。
各項目の設定を行います。
すでにサイトを公開済みの場合には、設定後、公開パネルでサイトを更新します。この操作を行うまで、公開サイトへは反映されません。
表示条件の概要
(1) フィルター
※CMSリストのみ
あらかじめ設定したCMDプロパティ、または検索ワードをを元にフィルター条件を設定し、リストで表示するアイテムを絞り込めます。
詳細は、フィルター:CMSリストの表示アイテムを絞り込むをご覧ください。
(2) 表示数
リストで表示するアイテムの最大数が指定できます。
(3) 0件の表示
リスト内のアイテムが0件の場合に表示するデザインの調整ができます。
「0件の表示」を有効にして、表示プレビューで確認しながらデザインをします。
(4) もっと見るボタン
※CMSリストのみ
表示する項目数に上限を設ける設定です。
表示項目数の上限を超える項目がある場合、リストの下に「もっと見るボタン」が表示されます。ボタンを押すと、指定された件数分の項目を追加で読み込んで表示します。
表示数は50件まで設定できます。
読み込むアイテムがない場合には、ボタンは表示されません。
ボタンのデザインは、スクリーン上で確認・調整ができます。
注意:CMSコレクションを紐付けたCMSリストでは設定できません。
(5) 同一アイテムを非表示
※CMSリストのみ
CMS記事の詳細ページ上に関連記事リストを配置した際に、閲覧中の記事をリストに表示しない設定をします。
下記2つの条件を満たした場合に限り、設定用のチェックボックスが出現します。
注意: 動的モーダルでの「同一アイテムを非表示」機能の動作条件
リストのレイアウトや外観を設定する
他のボックス要素と同様に動的リストのデザインや装飾を編集できます。
条件付きスタイルの設定や表示条件の設定をすることで、特定のアイテムのみ特別なデザインや装飾を適用することも可能です。
条件付きスタイルを設定する
リスト要素には、条件付きスタイルの「最初のアイテム」が設定できます。(CMSリスト、及びAPIリストでのみ設定可能)
この条件付きスタイル設定では、リストの先頭のアイテムだけデザインや装飾を変更できます。
詳しくは、以下の記事をご覧ください。
表示条件を設定する
※CMSリストのみ
表示条件とは、動的(CMS)リストや動的ページ内の要素を特定の条件下でのみ表示させる機能です。
ブール値プロパティを活用すると、「条件に応じ、特定アイテムの要素のみ表示・非表示、またはデザインを変化させる」ことができます。
設定方法の詳細は、以下ヘルプ記事をご覧ください。
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