フィルター：CMSリストの表示アイテムを絞り込む

フィルターとは、CMSリストで表示するアイテムを絞り込むための機能です。

あらかじめ設定したCMSプロパティ、または検索ワードを元にフィルター条件を設定します。

複数の条件を掛け合わせたフィルターを設定したり、表示アイテムを動的に切り替えるダイナミックフィルターも設定できます。

設定例：

CMSモデル「商品」のアイテムのうち、価格が10,000円未満のワンピースのみをCMSリストで表示したい

Point: CMSリストとは

CMSリストとは、Studio内外のデータを参照してサイト上で表示する動的リストのうち、Studo CMSの内部コンテンツデータを紐付けたリストです。

あらかじめ設定したCMSプロパティを元に、リストを動的に編集することも可能です。

フィルター条件の設定方法

デザインエディタでフィルターを設定する方法を説明します。

注意: サポート窓口へのお問い合わせについて

Point：フィルターの設定前に、事前に以下の対応が必要です。

デザインエディタを開きます。
フィルターを設定したいCMSリストを選択します。リストアイテムではなく、リスト全体（正方形が4つ組み合わされたアイコンが「リスト（List）」です。エディタ上では水色の枠で表示されます。）を選択してください。
右パネルで[データ]タブを選択します。
パネルが閉じている場合は、右パネルを開いてください。
[フィルター]の設定フィールドでフィルターの設定をします。
データ設定内の[フィルター]で[＋]をクリックし、フィルターに使用するプロパティとフィルター条件を設定します。
※フィルターは最大で5件まで追加が可能です。
※フィルター条件を複数設定する際は、AND条件でのみ絞り込みが可能です。OR条件での絞り込みはできません。
エディタ上やライブプレビューでフィルター条件が機能していることを確認します。
公開パネルでサイトの更新をします。
※公開中サイトでデザインエディタの編集をしている場合には必須の手順です。この操作を行わないと、デザインエディタ上の更新内容が公開サイトに反映されません。

注意：公開サイト上でのみ、リストの表示がフィルター条件と異なる場合

公開ステータスが「公開中」以外のアイテムは、公開サイトでは表示されません。

フィルター条件の設定に使用できるのは以下のCMSプロパティ、または検索ワード（検索ページでのみ使用可能）です。これらを複数組み合わせたフィルター条件を組むことも可能です。

フィルター条件	絞り込み方法	使用条件
数値プロパティ	指定した数値を基準に、以下いずれかの条件で絞り込むより大きい以上より小さい以下に等しい等しくない
ブール値プロパティ	ブール値のオン/オフで絞り込み
セレクトプロパティ	プロパティのうち、1つだけを指定して絞り込み
マルチセレクトプロパティ	プロパティのうち、1つ以上を指定して絞り込み	フィルター条件として指定できるのは5つまで
参照プロパティ / シングルセレクト	プロパティのうち、1つだけを指定して絞り込み
参照プロパティ / マルチセレクト	プロパティのうち、1つ以上を指定して絞り込み	フィルター条件として指定できるのは5つまで
検索ワード	検索フォームに入力された文言で絞り込み	検索ページと併用して使用

以下のプロパティは、フィルター条件に使用することができません。

動的ページ内にCMSリストを配置した際に、動的ページ内のコンテンツに応じてCMSリストに表示するアイテムを動的に絞り込むことができるフィルターがダイナミックフィルター（Dynamic）です。

設定例や手順は、以下のヘルプページをご覧ください。

ダイナミックフィルターは以下の条件下でのみ、設定が可能です。

1の例：
- 動的ページに紐づくCMSモデル：「カテゴリー」
- CMSリストに紐付くCMSモデル：「記事」
- フィルター条件に使用した参照プロパティのCMSモデル：「カテゴリー」
  *シングルセレクトの参照プロパティのみ、設定可能
2の例：
- 動的ページに紐づくCMSモデル：「記事」
- CMSリストに紐付くCMSモデル：「記事」
- フィルター条件に使用した参照プロパティのCMSモデル：「カテゴリー」
  *シングル/マルチセレクトどちらの参照プロパティでも設定可能