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3. Studioのレイアウトの基本(ボックスレイアウト)

Studioでは、Webページのレイアウトを「ボックスレイアウト」という方法で作成します。ここでは、Studioのボックスレイアウトの特徴と、実際の画面操作について具体的に解説します。

今日アップデートされました

ℹ️ 2025年11月25日に新しいエディタバージョン「Editor 5.0」を公開しました。

本記事では Editor 5.0 の内容に基づいて解説していますが、リンク先の中には旧エディタをもとにした記事が含まれている場合があります。

Studioでは、Webページのレイアウトを「ボックスレイアウト」という方法で作成します。「ボックス」と呼ばれる箱型要素を積み木のように重ねたり、ボックス内に他のボックスを入れて構成することで、ページ全体の構造が把握しやすくなります。

この手法は、コーディングで作成するWebサイトの構成を基にしています。

ボックスの配置

  • ボックスは上下左右に並べて配置が可能で、並びや余白を指定できます。

  • ボックスの中にさらにボックスを追加できます。1つのボックスの中に複数のボックスを入れたり、マトリョーシカのように階層を増やすことも可能です。(入れ子構造

ボックスのグループ化

  • 複数のボックスをひとつのボックス内にまとめて入れ子にする操作を、ボックスのグループ化といいます。内包されるボックスは「子ボックス」、外側は「親ボックス」と呼びます。

  • グループ化されたボックスは、ひとつのまとまりとして扱うことができます。親ボックスを選択すると、子ボックスも同時にまとめて選択できるため、レイアウトの編集がしやすくなります。

Studioのボックスの種類

Studioでは、追加するコンテンツによりボックスを使い分けます。

ボックス

説明

セクション

Webページの大きなまとまり(ヘッダー、メイン、フッターなど)を構成するボックス

ボックス

他の要素をグループ化したりレイアウトを構成するためのボックス

画像ファイルを表示するためのボックス

動画ファイルを表示・再生するためのボックス

文章や見出しなどテキストコンテンツを表示するボックス

CMSコンテンツなど、長文のテキストコンテンツを表示するためのボックス

アイコンを表示するボックス

コードを記述して、外部サービスのツールやコンテンツを埋め込むためのボックス

フォームボックス

連絡用のフォームをサイトに追加するためのボックス

ボックスでWebページのセクションを構成する

Webページは、意味のまとまりごとに、大きくセクションに分かれています。

例として、以下のサイトは大きく「ヘッダー」「メイン」「フッター」の3つのセクションで構成されています。Webページのセクションも、Studioではボックスで構成します。

ボックスでWebページのパーツを構成する

Webページの各セクションを担うボックスの中に、各要素となるボックスを設置していきます。例えば、画像ギャラリー、プロフィール、送信ボタン、フォームなどです。

ボックスを入れ子にして重ねると、ボタンやフォームなどさまざまなWebページ上のパーツを作ることができます。

例として下の図は、ひとつのまとまりであるフォームパーツが、さまざまなボックス(テキストボックス、インプットボックス)によって構成されていることを表しています。

デザインエディタの使い方

ボックスの概念を理解したら、デザインエディタで実際にレイアウトを組んでいきます。デザインエディタの画面の見方については、デザインエディタをご覧ください。

ボックスの追加方法

  1. 追加パネルを開きます。

  2. [基本]タブを開きます。[パーツ]タブまたは[セクション]タブで、複数のボックスがあらかじめ組み合わされた要素を選ぶことも可能です。

  3. 設置したいボックスをクリックすると、スクリーン上に設置されます。追加パネルの中からドラッグしてキャンバス上に置くことも可能です。

Tips: ボックスは選択中のボックスの下に設置されます。何も選択していない場合は、スクリーンの最下部に追加されます。

ボックスを配置したら、ボックス同士の余白や位置関係を指定していきます。

ボックスのデザイン

ボックス間の余白

ボックス間の余白は、マージン・パディング・ギャップのいずれかで設定します。

種類

余白の位置

マージン

ボックスの外側

オレンジ

パディング

ボックスの内側

ギャップ

ボックス同士の間

ピンク

ボックスの配置

親ボックス内で子ボックスをどの位置に配置するか調整ができます。

例:中央寄せ、右上寄せ

詳しくは、ボックスの配置調整をご覧ください。

ボックスの並ぶ方向

グループ化された複数の子ボックスが、親ボックスの中で並ぶ向きを指定します。

  • [→]を選択すると、ボックスが左から右へ並ぶようになります。

  • [折り返しアイコン]を選択すると、子ボックスが親ボックスの中で折り返されます。

詳しくは、ボックスを横並び・縦並びに変更するをご覧ください。

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