CMSは、記事や作品といったコンテンツの管理が可能です。Studioでは、CMSダッシュボードからコンテンツデータを編集・管理し、デザインエディターでサイト上にどのように表示するかを設定できます。
この記事では、CMSダッシュボードで記事となるアイテムの作成から、デザインエディターでの表示。公開するまでの大まかな流れをご紹介します。事前に以下の記事をお読みいただくと、より理解が深まります。
1. CMSを有効にする
まず始めに、CMS機能を有効にしましょう。
ダッシュボード上部の「CMS」タブ、またはデザインエディター左上にある「CMS」リンクをクリックして、CMSダッシュボードを開き、「CMSをはじめる」をクリックします。
初期データの有無が選べるので、「空白からはじめる」を選択します。サンプルデータが追加される「テンプレートデータを使う」でも構いません。
※ CMS組み込み済みのテンプレートからプロジェクトを開始した場合、この選択画面は表示されません。
2. モデルとアイテムを追加する
まずは「モデル」を追加します。「モデル」は4種類で、記事タイプやユーザータイプなど用途によって使い分けます。今回は記事の執筆に特化した編集画面をもつ「記事タイプ」のモデルを使います。なおモデルは記事自体ではなく、「記事をひとまとめにしたグループ」と覚えておきましょう。
画面左上の「+」ボタンをクリックし、任意のモデル名を入力。作成するをクリックします。
作成した記事モデルが画面に表示され、中に記事(アイテム)を追加できるようになります。「記事を追加」ボタンからアイテムを追加しましょう。
記事を追加するとアイテム自体の編集画面に移動します。編集画面では、記事タイトル、本文、カバー画像など追加できるので、サンプルとしてそれぞれ追加しましょう。ここで追加した文章と画像は後のステップで、エディターで呼び出し表示させます。
3. デザインエディターで動的ページ作成
デザインエディターへ移動し、先ほど追加した記事を表示する「動的ページ」を追加します。このページは通常のページとは異なり、CMSデータを紐づけて表示・デザインできるページです。
1. スクリーン右上から追加アイコンをクリックします。
2. ページの種類を選択する画面が表示されるので、「動的ページ(CMS)」を選択します。
3.ページに表示したいモデルを選択します
今回は先ほど新規作成したモデルを選びます。
動的ページに選択したモデルのデータが紐付き、画像のようなタイトルのみデフォルトで配置されているページが現れます。
このページにダッシュボードで登録した本文やカバー画像を追加し、デザインを整えていきます。
4. ボックスに記事情報を紐付け
まずは、カバー画像を表示してみましょう。
画像ボックスを追加パネルよりドラッグ&ドロップで配置します。
画像ボックスを選択し、レイヤーパネルを開きます。Coverプロパティ右横の青い丸をクリックして、コネクタを画像ボックスへ繋げます。
※画面右側のボックス設定パネルでも設定可能です。
これでカバー画像が表示できました。次は本文を追加していきましょう!本文はリッチテキストボックスを利用します。
画面左側の追加パネルから、リッチテキストボックスを配置します。
レイヤーパネルを開き、Body プロパティ横の青い丸をクリックして、コネクタをリッチテキストボックスへ繋げます。
※画面右側のボックス設定パネルでも設定可能です。
データ表示ができたら、ボックスのサイズやマージン・パディングなどで整えていきましょう!
Studioの基本とレイアウトの流れ が参考になるのでぜひ読んでみてください。
5. アイテムを公開
デザインが完成したら、記事(アイテム)を公開しましょう。編集画面右側にある「公開する」ボタンをクリックして公開します。
※公開前にライブプレビュー機能で下書きのまま表示確認も可能です
6. サイトを公開
Studioではサブドメイン(.studio.site)または独自ドメインでのサイト公開が可能です。ここでは、サブドメインでの公開をご紹介します。独自ドメインでのサイト公開方法は、以下の記事をご覧ください。
大まかな流れは以上になります!
CMS機能を使えば、記事だけでなくメンバー情報や商品管理も行えます。
Studio Communityで受講可能な CMSの基礎 動画コースや、YouTubeチャンネルで公開している Studio CMS 2.0 でメディアサイトをゼロから作ってみよう 動画も活用してみてください。
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