WebサイトのStudio移行時にアクセス不能な時間をゼロにしたい
他社サービス・サーバーで公開中のWebサイトを独自ドメインを維持したままStudioへ移行する場合、DNS設定変更や証明書発行の影響で一時的にサイトへアクセスできない時間帯(ダウンタイム)が必ず発生します。
この記事では、ダウンタイム発生の仕組みや反映状況の確認方法、切り替えに長時間を要する場合の対処法をまとめています。
ダウンタイムが発生する仕組み
サイト切替は、通常以下の流れで進みます。 以下のステップ1〜4がサイトへのアクセス不可時間帯=ダウンタイムとなり、完全になくすことはできません。
DNS側で、独自ドメインのレコード設定をStudioのIPアドレスへ変更します。
※AAAAレコード、CAAレコードなどは削除してください。
変更したレコード設定が反映され、外部から参照できる状態になってから、Studioプロジェクト内の公開パネルで独自ドメインを接続します。
数時間以内に証明書の発行が完了します。
公開パネルでサイトを「公開(更新)」します。
変更反映状況の確認方法
DNSレコードの反映状況は、DNS Checker - DNS Check Propagation Tool などの外部ツールで確認できます。
StudioのTLS証明書発行には、複数地域でのドメイン解決が必要です。上記ツールで一部地域がエラーになっていると、発行に失敗しリトライに時間がかかることがあります。
30分以上経過しても切り替えが完了しない場合の対処法
DNS設定に問題がない場合、通常は数十分以内に独自ドメインの接続が完了します。 開始から30分が経過しても接続が完了しない場合には、以下の手順をお試しください。
DNS設定の反映状況を、DNS Checker - DNS Check Propagation Toolなどの外部ツールで確かめる
独自ドメインの接続を一度解除して、再度接続する
詳しくは、 TLS証明書の発行について をご覧ください。
DNS設定が正しい状態、かつ再接続処理が正常に完了しない場合には、有人での手動発行サポートを行います。Studioログイン後に画面右下の「チャットで問い合わせる」からご連絡ください。

