TLS証明書の発行について
Webサイトを安全に公開するため、Studioでは独自ドメイン接続時にTLS証明書を発行しています。
サーバーが混雑している場合、証明書の取得のトリガーがうまくかからず発行が止まる場合があります。時間がかかりすぎる際は、ドメインの接続を一度解除し、再度接続を試みてください。
💡 DNSレコードの反映状況により、証明書の発行には最大で72時間程度かかる場合があります。
Studioではより迅速なサイト公開を支援するため、証明書の発行に4時間以上かかる場合は手動で発行サポートを行なっています。お困りの場合にはチャットサポートまでお問い合わせください。
※Studioでは、ユーザー様ご自身で取得した証明書の利用はサポートしておらず、ご利用いただけません
※ もし証明書の発行が完了して数十分待っても公開サイトが正常に表示されない場合、チャットよりお問い合わせください
StudioサイトのTLS証明書について
ユーザー様が準備する独自ドメイン、またはStudioのサブドメインのどちらかでサイトが公開できます。Studioでは暗号化された安全な通信を行うため、どちらの場合でもTLS証明書の自動対応を行っています。
TLS証明書の発行には、下記の通り2つの異なるサービスを利用しています。
対象 | 利用サービス |
新しい基盤(IPアドレス:34.111.141.225) | Google Managed SSL certificates |
旧基盤(IPアドレス:35.194.122.208)とStudioサブドメイン |
また TLS とは、SSL の次世代規格であり、現在一般的に SSL と呼ばれているものは実質 TLS のことを指していることが多く、場合によってはその両方をふまえて SSL/TLS と表記されることもあります。SSL は、TLS の旧規格であり、すでに安全な通信を行うためには不十分な規格であるため、Studio では TLS の規格に準拠した通信を利用しております。SSL 、TLS の概略について下記をご参考にしてください。
SSL とは
SSL とは Secure Sockets Layer の略で、主にウェブブラウザとウェブサーバで、情報を安全にやりとりするための仕組みとして開発されました。1994 年に誕生し、セキュリティ上の問題を解決しながらバージョンアップを続け、SSL 3.0 の使用が事実上禁止された 2015 年まで利用されていた仕組みとなります。
TLS とは
TLS とは Transport Layer Security の略で、SSL と同様に主にウェブブラウザとウェブサーバで、情報を安全にやりとりするための仕組みであり、SSL の後継として誕生した仕組みになります。そして SSL の使用が事実上禁止されて以来「情報を安全にやりとりするための仕組み」として実際に現在まで利用されている仕組みがこの「TLS」となります。証明書に関する記述で「 SSL 」や「 SSL/TLS 」のような表記を見かけますが、これはすでに名称として「 SSL 」が定着していた影響であり、「 SSL 」は現在利用されていないため、これら全て 「 TLS 」のことを指しています。Studio では「 TLS 」の表記に統一させていただきます。