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TLS 証明書の発行について

TLS証明書の発行プロセス、発行までの所要時間、発行サービスなどについてご紹介します。

昨日アップデートされました

TLS証明書の発行について

Studioでは独自ドメイン接続時に、サイトを安全に公開するためのTLS証明書を自動的に発行しています。この証明書により、ウェブサイトとユーザー間の通信が暗号化され、情報漏洩やなりすましを防ぎます。

TLS証明書の発行プロセス

Studioでは、ユーザー様が準備する独自ドメイン、またはStudioのサブドメインのどちらでもサイトを公開できます。どちらの場合も、暗号化された安全な通信のためにTLS証明書を自動的に設定します。

独自ドメインの場合

独自ドメインでサイトを公開する場合、以下の手順でTLS証明書が発行されます:

  1. 公開パネルでドメインを入力します。

  2. DNSレコードを正しく設定します。

  3. ドメインの接続が確認され、自動的にTLS証明書の発行を開始します。 証明書が発行されると、サイトはHTTPS経由で安全に閲覧できるようになります。

  4. サイトを公開します。

詳しい手順は、独自ドメインを使用してサイトを公開する方法をご覧ください。

Studioサブドメインの場合

Studioのサブドメイン(例:example.studio.site)を使用する場合、サイトを公開するとTLS証明書が自動的に適用されるため、追加の設定は不要です。

証明書発行サービス

TLS証明書の発行には、下記の通り2つの異なるサービスを利用しています。

対象

利用サービス

新しい基盤(IPアドレス:34.111.141.225)

Google Managed SSL certificates

旧基盤(IPアドレス:35.194.122.208)とStudioサブドメイン

ご自身で管理する証明書の利用については、独自のTLS証明書を使ってStudioのサイトを公開するにはどうすればよいですか?をご覧ください。

TLS証明書発行までの所要時間

TLS証明書の発行には通常数分から数時間かかります。DNSレコードの反映状況により、最大で72時間程度かかる場合もあります。

Tips:Studioではより迅速なサイト公開を支援するため、証明書の発行に4時間以上かかる場合は手動で発行サポートを行なっています。お困りの場合にはエディタ右下の[?]からチャットサポートへお問い合わせください。

発行が遅延する場合の対処法

サーバーが混雑している場合、証明書の取得のトリガーがうまくかからず発行が止まる場合があります。以下の手順で対処してください:

  1. ドメイン設定画面で現在の証明書ステータスを確認します。

  2. 発行が長時間進まない場合は、ドメインの接続を一度解除します。

  3. 数分待ってから再度ドメインを接続します。

それでも解決しない場合は、エディタ右下の[?]ボタンからチャットサポートへお問い合わせください

証明書の発行が完了して数十分待っても公開サイトが正常に表示されない場合も、チャットサポートをご利用ください。

SSL/TLSの基礎知識

TLSとは、SSLの次世代規格であり、現在一般的にSSLと呼ばれているものは実質TLSのことを指していることが多いです。

場合によってはその両方をふまえて「SSL/TLS」と表記されることもあります。SSLは、TLSの旧規格となっており、安全な通信を行うためには不十分な規格で。このため、StudioではTLSの規格に準拠した通信を利用しています。また、Studioでは「TLS」表記に統一しています。

SSL とは

SSLとはSecure Sockets Layerの略で、主にウェブブラウザとウェブサーバで、情報を安全にやりとりするための仕組みとして開発されました。1994年に誕生し、セキュリティ上の問題を解決しながらバージョンアップを続け、SSL 3.0の使用が事実上禁止された2015年まで利用されていた仕組みです。

TLS とは

TLSとはTransport Layer Securityの略で、SSLと同様に主にウェブブラウザとウェブサーバで、情報を安全にやりとりするための仕組みです。SSLの後継として誕生しました。

SSLの使用が事実上禁止されて以来「情報を安全にやりとりするための仕組み」として実際に現在まで利用されている仕組みがこの「TLS」となります。

証明書に関する記述で「SSL」や「SSL/TLS」のような表記を見かけますが、これはすでに名称として「SSL」が定着していた影響です。「SSL」は現在利用されていないため、これら全て「TLS」のことを指しています。

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