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アクティビティログ

ユーザーが行なったプロジェクト内での操作履歴を保存し確認できる機能です。セキュリティ対策として活用できます。

Saika avatar
対応者:Saika
1か月以上前に更新

対象プラン:Business Plus プラン以上(旧プラン:Enterprise)


アクティビティログとは

アクティビティログは、プロジェクト内でユーザーが行った操作(イベント)を記録し、操作者やその操作内容を一覧で確認できる機能です。

不正なアクセスや疑わしい操作に対する定期的な点検、情報漏洩、コンテンツ改ざん、操作ミスなど不測の事態発生時のトラブルシューティングに活用することができます。

アクティビティログには、主に決済や公開設定関連の重要な操作が記録されます。デザインエディタやCMSダッシュボードでの操作などは記録されません。対象のイベントについては本記事内で詳しくご紹介します。

スクリーンショット:アクティビティログを確認する様子。

アクティビティログの活用シーン

下記のような活用方法があります。

  1. 不正アクセスの検知や分析

    ログの定期確認を行うことにより不審な操作や異常なアクセスパターンを早期発見することができます。また、不正アクセスや誤操作が発生した際には、ログを速やかに確認し原因の特定・対応に役立てることができます。

  2. 操作ミスの分析

    意図せずサイトが非公開になった場合や予期せぬ課金増加などの要因分析が行えます。

  3. 不正な課金操作の検出

    プラン変更や支払い情報の変更など、課金に関わる操作を監視し、不正な支払いを検知・防止できます。

ログの閲覧可能期間

閲覧できるログの期間

プロジェクトのプランによって異なります。

Business Plus

Enterprise

過去30日間

・閲覧期間に制限はありません。
・データ収集が始まった時点から現在までのログが確認できます。

データ収集開始時期

アクティビティログのデータは、2024年10月30日(本機能リリース日)より収集開始しています。これ以降に作成されたプロジェクトでは、プロジェクト作成以降のデータが確認できます。

プロジェクト作成日

収集開始時期

2024年10月30日以前に作成したプロジェクト

2024年10月30日(本機能リリース日)以降のデータ*が確認できます。

2024年10月30日以降に作成したプロジェクト

プロジェクト作成日以降のデータが確認できます。

*Enterpriseプランにおいて10月30日以前のログを希望する場合、新しい仕様に即したフォーマットでは提供できませんが、個別に取得できる範囲で対応いたします。希望される場合は、Enterpriseプランの専任営業担当またはサポート窓口にお問い合わせください。

閲覧可能なユーザー

Business Plusプラン以上をご契約中のプロジェクトで、以下のユーザーが閲覧できます。

  • オーナー権限を保有しているユーザー(ワークスペース機能の利用なしの場合)

  • ワークスペースオーナー(ワークスペース機能の利用ありの場合)

オーナー権限やワークスペースオーナーについて詳しく知りたい方は、下記記事をご覧ください。

記録されるイベント

プロジェクト内で行われる操作がイベントとして保存されます。

対象イベント

  • サイトの公開設定

    • サイトの公開

    • サイトの非公開

    • サイトの更新

    • ドメイン設定の変更

    • ドメイン設定の削除

  • プロジェクトの作成・編集

    • プロジェクトの作成

    • プロジェクト名の変更

    • ライブプレビューURLの発行

    • ライブプレビューURLの削除

    • プロジェクトの複製

    • プロジェクトのリセット

    • サイトマップの生成

    • サイトマップの削除

    • パスワード保護の設定

    • パスワード保護の停止

    • カスタムプロキシの追加

    • カスタムプロキシの停止

    • カスタムプロキシの設定変更

    • カスタムヘッダーの追加

    • カスタムヘッダーの停止

    • カスタムヘッダーの設定変更

    • 40万Visitorアドオンの追加

    • 40万Visitorアドオンの停止

    • 100万Visitorアドオンの追加

    • 100万Visitorアドオンの停止

  • メンバーの追加・退出・権限変更

    • メンバー(ワークスペースメンバー/ゲスト含む)の招待

    • メンバー(ワークスペースメンバー/ゲスト含む)の退出

    • メンバー(ワークスペースメンバー/ゲスト含む)の権限・ロール変更

    • メンバー(ワークスペースメンバー/ゲスト含む)の機能制限の変更

  • 請求情報の変更

    • お支払いオーナー(ワークスペース支払いも含む)の変更

    • お支払いオーナー(ワークスペース支払いも含む)の支払い情報の変更

    • 請求書送付先メールアドレスの変更(ワークスペースも含む)

    • 請求先住所の変更(ワークスペースの設定)

  • プランの開始・キャンセル

    • プランの変更
      (有料プラン間のアップグレード、ダウングレードボタンをクリックした時)

    • Freeプランへのダウングレード
      (Freeプランへのダウングレードボタンをクリックした時)

    • プランの再開
      (ダウングレード申請後に契約終了日までにプランを再開した場合)

  • Apps機能の追加・削除・更新

    • Appsの追加

    • Appsの削除

    • Appsの設定変更

  • アクティビティログの出力

    • アクティビティログのCSV出力

  • ワークスペースとの紐付け・解除

    • ワークスペースとの紐付け

    • ワークスペースとの紐付け解除

対象外イベント

  • ユーザーのログイン・ログアウト情報

  • デザインエディタでの編集

  • CMSダッシュボードでの編集

  • フォームダッシュボードでの操作

  • プロジェクトをアーカイブへの移動、アーカイブからプロジェクト一覧に戻す

  • ワークスペース名、ワークスペースアイコンの編集

  • ワークスペースプランの決済やシート購入

  • ワークスペースプランのダウングレード、アップグレード

  • ユーザーの操作に起因しないイベント(プロジェクトプランの自動更新やwebhook通知など)

ログに表示される情報

上記イベントが発生すると、下記の情報がログとして保存されます。

  • ユーザー(ユーザー名、メールアドレス)

  • イベント(行われた操作)

  • IPアドレス(操作者のIPアドレス。IPv4形式で表示)

  • 日時(操作が行われたタイミング)

  • ユーザーID*

*ユーザーIDはアクティビティログページに表示されませんが、CSVで出力するデータには表示されます。ユーザーIDを確認する場合には、CSV出力を行なってください。

Tips:ログに表示されるユーザー名・メールアドレスは、記録された時点の情報が表示されます。そのため、ユーザー名やメールアドレスを後から変更した場合、変更前と後の両方が混在してログに表示されることがあります。必要に応じてユーザーIDをご確認ください。

アクティビティログの使い方

ログを閲覧する

閲覧可能なアカウントでプロジェクトにログインし、ダッシュボードを開きます。[ホーム]タブの[アクティビティログ]からデータが閲覧できます。

スクリーンショット:アクティビティログを確認する様子。

絞り込みと並び替え

期間で絞り込む

画面右上の期間から、任意の期間を選択すると絞り込み表示できます。

スクリーンショット:アクティビティログを期間で絞り込む様子。

日時順で並び替え

デフォルトでは日付が新しいものが上から順番に並びます。日時項目をクリックすると、並び順を逆にすることができます。

スクリーンショット:アクティビティログを並び替える様子。

ログを出力する

画面右上の[ログを出力]をクリックし、出力形式を選択すると現在表示されているログ一覧が出力できます。期間で絞り込みした状態で出力すると、指定期間分のデータがダウンロードできます。ダウンロード時は常に日時は昇順で出力されます。

出力形式:

  • CSVファイル

  • CSVファイル(Excel用)

スクリーンショット:アクティビティログを出力する様子。

ログ 監査ログ 操作ログ アクセスログ


アクティビティログについて、既にEnterpriseプランをご契約中の場合は、専任の営業担当またはサポート窓口にお問い合わせください。

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