構造化データのエラーと対処法
構造化データのテスト方法
Studioで作成した構造化データ(JSON-LD)は、以下のツールでテストすることができます:
Googleのリッチリザルトテストツールで構造化データの正確性を確認します。
構造化データのスキーマを検証するツールで、エラーや警告を確認できます。
Googleサーチコンソールで、サイトの構造化データのパフォーマンスやエラーを確認できます。
よくあるエラーの原因とその対処法
テストツール上で「「}」またはオブジェクト メンバーの名前がありません。
」などのエラーが確認できることがあります。本記事で紹介するよくあるエラーの原因と対処法を1つずつお試しください。
1. 不要なスペースがある
エラー原因:
構造化データ内に不要なスペースが含まれている場合、エラーとして検出されることがあります。
対処法:
構造化データのコード内の不要なスペースを取り除きます。
2. 公開日時のフォーマット
エラー原因:
公開日時のフォーマットが適切でない場合、エラーが発生します。適切なフォーマットは YYYY-MM-DDThh:mm:ss+hh:mm
です。
対処法:
公開日時を適切なフォーマットで記述します。
3. "author" と "publisher" の記載
エラー原因:
Studioで公開するサイトにおいて、構造化データ(JSON-LD)で "author" と "publisher" を記載しないと、フォーマットエラーが発生します。
対処法:
以下の手順でデフォルトの文字列を編集して "author" と "publisher" を追加します。
「構造化データマークアップ」のトグルスイッチ(ON/OFF)を切り替える
内容がリセットされデフォルトの文字列が挿入されます。
必要な編集を行う
"author" と "publisher" の部分は削除せず、URLなど必要な箇所のみ変更して、サイトを「更新」します。
4. タイトルや文中の半角クォーテーション
エラー原因:
タイトルや文中に半角のクォーテーション ””
があるとエラーとして検出されることがあります。画像は半角クォーテーションが使用されている例です。
対処法:
半角クォーテーションを他の適切な文字に置き換えます。
5. articlesectionの記述
エラー原因:
articlesection の「body 見出しを抽出」を ""
で囲んでいる場合、エラーが発生します。
対処法:
""
を削除します。画像は削除後の状態です。
6. 冒頭がずれている
エラー原因:
以下画像では"@type": "Person",
の直前に全角スペースが追加されています。
対処法:
不要なスペースがないように、冒頭を揃えるようにしてください。
7. 複数のタイプを設定
エラー原因:
複数のタイプを設定する場合、記述形式が正しくないとエラーが発生します。
対処法:
大括弧 []
で全体を囲み、個々のタイプの構造化データは波括弧 {}
で囲み、カンマ ,
で区切ります。例:
[
{タイプAの構造化データ} ,
{タイプBの構造化データ} ,
{タイプCの構造化データ}
]
8. CMS記事本文内のコードブロック
エラー原因:
CMS記事本文内でコードブロックが使用されていて、かつコードブロック内の文章に改行があるとエラーが発生することがあります。
対処法:
コードブロック内の改行(段落切り替えも含む)を消してください。