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カスタムプロキシを設定する
カスタムプロキシを設定する

Studioでカスタムプロキシを設定して、Studioサイトを既存のホスティングプロバイダやインフラストラクチャと統合できます。ヘッダー、認証、配信のコントロールが可能です。

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対応者:Morota
2週間以上前に更新

対象プラン:Business Plusプラン以上(旧プラン:Businessプラン以上)


カスタムプロキシとは

カスタムプロキシは、Webサイトの用途に応じて追加できるアドオン(拡張機能)です。Business Plusプラン以上のプロジェクトで別途契約することで利用可能です。

この機能を利用してStudioサイトを既存のホスティングプロバイダまたはインフラストラクチャと統合できます。これにより、ヘッダー、認証、および配信に対するコントロールが可能になります。 AWS、Cloudflare、Google Cloudなどのホスティングプラットフォームは全てプロキシホスティングをサポートしているため、この機能を利用して統合することができます。

注意

  • 本機能はご自身で独自のホスティングプラットフォームをご用意いただく必要がある、高度なオプションです。

  • チャットサポートでは本記事や「よくある質問」で紹介されている標準的な転送設定やトラブルシューティングガイドに基づいてサポートを提供します。これ以外のリバースプロキシの実装に関するサポートをご希望の場合は、Enterpriseプランの窓口にお問い合わせください。

カスタムプロキシの仕組み

カスタムプロキシは、ご利用のホスティングプラットフォーム上でクライアントのリクエストに対してStudioが指定するプロキシキーを付与し、Studioサイトに転送することで機能します。

料金プランとお支払い

カスタムプロキシは、プロジェクトのプランとは別に追加契約することで利用できます。料金は月額39,800円(税込)で、月額契約です。

お支払いサイクルなどについては、アドオンの概要とお支払いについてをご覧ください。

ユースケース

カスタムプロキシ機能のユースケースの一部をご紹介します。

1. 複数のWebサイトを単一のドメインに統合する

プロキシの書き換えにより、サブディレクトリごとに異なるオリジンに向けることができます。例えば、/helloはあるStudioサイト、/blogは別のサイト、メインインデックスは独自に構築されたサイトを指すことができます。つまり、別サーバーにホストされているメインサイトのサブディレクトリにStudioで制作したサイトを表示させることが可能です。

2. リクエスト前の独自処理

Studioサイトへリクエストを送信する前に、認証などの独自処理の追加が可能です。

3. 企業インフラの利用

大企業において、トラフィックが企業の承認されたインフラから提供されるように設定できます。

カスタムプロキシアドオンの設定とサイト公開フロー

カスタムプロキシを使用してStudioのプロジェクトを公開する際の手順をご紹介します。

1. 公開前の準備作業

Studioでカスタムプロキシを利用する場合、転送先となるプロジェクトに設定されているStudioサブドメイン(.studio.site)に対して転送設定を行います。

転送設定が完了するまでの間にプロキシドメイン(Studioサブドメイン)がインデックス登録されることを防ぐため、Studioで以下の設定を事前に行うことを推奨しております。

※なお、プロキシドメイン(Studioサブドメイン)がインデックス登録されると、転送設定完了後にプロキシドメインとオリジンドメインの両方で同一コンテンツが検索エンジンに表示されることになります。これを重複コンテンツとして評価される可能性があり、SEOパフォーマンスに悪影響を及ぼすリスクがあります。

  • サイトマップを無効化

  • ※パスワードページのみのサイトマップが作成される仕様のため、転送設定が完了するまで機能を有効にいただくことを推奨しております。

  • パスワード保護ページのnoindex設定を有効化
    ※デフォルトでサイト設定のmetaデータが反映される仕様のため、noindex対応いただくことを推奨しております。

2. プロキシ設定とサイト公開

  1. Studioでプロジェクト公開

  2. カスタムプロキシキーを発行

    カスタムプロキシを追加したいプロジェクトの [プラン&お支払い] を開き、カスタムプロキシの [追加する] をクリックします。

    スクリーンショット:カスタムプロキシアドオンを追加する様子。

    支払い確認画面が表示されるので、アドオン請求金額、注意事項を確認の上、 [お支払いを確定する] をクリックします。

    スクリーンショット:カスタムプロキシアドオンを購入する様子。

3. カスタムプロキシを設定する

注意:サイト公開中の場合、追加すると即座に公開サイトへ変更が反映されます。

プロジェクトの [ホーム] を開き、カスタムプロキシの[プロキシキー] をコピーします。

スクリーンショット:カスタムプロキシのドメイン名を設定する様子。

sitemap.xmlやRSS機能を利用する場合には、[設定]をクリックし、ドメインを設定します。

スクリーンショット:プロキシのドメイン名を設定する様子。

3. プロキシ検証

Webサイトがプロキシサーバーを通して正しく動作することを確認します。

4. 転送設定を行う

ご利用のホスティングプラットフォーム上で、転送先となるプロジェクトに設定されているStudioサブドメイン(.studio.site)に対して転送設定を行います。

その際にキー名 x-studio-proxy-key のヘッダーを付加し、3 で取得した文字列を設定してください。各プラットフォーム上での設定方法についてはご利用のサービスへお問い合わせください。

Tipsカスタムプロキシ利用時のトラブルシューティングガイドでは、リバースプロキシサーバーからStudioに転送時に発生する一般的な問題の特定や解決方法をまとめています。必要に応じてご参照ください。

サブドメインの確認方法:

サブドメイン(.studio.site)はプロジェクトの公開パネルから確認できます。

スクリーンショット:サブドメインの設定画面。

独自ドメインを設定している場合は、[Studioドメイン設定]をクリックすると、サブドメインの設定画面が表示されます。

独自ドメインを設定した状態でもサブドメインの更新・設定が可能で、更新しても独自ドメインの接続が切れることはありません。サブドメイン入力欄に文字列を入力し保存ボタンをクリックするとStudioサブドメインが保存されます。

スクリーンショット:サブドメインの設定画面を開く様子。

3. サイト公開後の設定

Studioで以下の設定を行います。

その後、GoogleサーチコンソールとApps連携し、プロパティの登録とサイトマップの登録を行います。

カスタムプロキシアドオンの停止方法

Tips:設定中の内容はアドオンの契約終了日を迎えると削除されます。

1. ダッシュボードの [プラン&お支払い] を開く

カスタムプロキシアドオンの利用を停止したいプロジェクトの [プラン&お支払い] を開きます。

2. カスタムプロキシアドオンを停止する

カスタムプロキシの [停止する] をクリックし、確認画面の内容をご確認の上、[停止する] をクリックします。

スクリーンショット:カスタムプロキシアドオンを停止する様子。

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