デザインデータの容量が大きくなっていると表示された際の対処法
このアラートは、プロジェクト内のデザインデータ容量が一定量を超え、上限に近づきつつある場合に表示されます。アラートが表示された時点では操作に影響はありませんが、そのまま制作・運用を続けるといずれ上限に到達してしまいます。
上限を超えると、新しいページの作成や削除、複製などの一部操作ができなくなります。
この一定量は大きな量なので実際に目にするプロジェクトは決して多くありません。万が一表示された際には、以下の方法でデータ量の削減をご検討ください。
💡 デザインデータとは?
デザインデータとは、エディタ上でサイトのデザインを表示するための情報で、ページ・ボックス数やスタイル設定の内容に応じて大きくなる文字列データです。
※URL指定した画像と外部サービスの容量はデザインデータに含まれません。
この記事で解決しない疑問やがある場合は、エディタ右下の「?」からチャットサポートへお問い合わせください。
デザインデータ容量を削減する対策
使用していないページの削除
ページを削除すると、その分だけデザインデータが削減できます。不要なページがある場合は、削除してください。
コンポーネント機能の活用
プロジェクト内で頻繁に使用するデザイン要素は「コンポーネント」として共通化できます。ボックスをコピペしただけではその分デザインデータが生じますが、コンポーネント化した要素は複数箇所に配置してもデザインデータ量はひとつ分として計算されます。例えば、ヘッダーやフッター、CTAなどはコンポーネント化すると効果的です。
コンポーネントの作成、管理方法について詳しくはこちらの解説をご覧ください。
CMS機能の活用
アラートが表示されるプロジェクトの特徴の一つは、「縦長のページを大量に複製し、一部のテキストや画像だけを変更している」というケースです。このようなプロジェクトでは、CMS(動的ページ)の利用がおすすめです。
コンポーネントと同じように、デザインデータをエディタ上で1つの動的ページに集約することができるため、大幅な容量削減が期待できます。
ページ上に配置している「リスト」もCMSリストに置き換えることで同様に削減が可能です。
CMSについて詳しくは、以下の動画やヘルプ記事をご覧ください。
※動画は公開時点のSTUDIO仕様に基づきます