canonicalタグ(URLの正規化)とは
canonicalタグは、重複コンテンツの発生を防ぐために使用されるHTMLタグです。
同一のウェブサイトに対して複数のURLからアクセスできる場合、どのURLを「正規(カノニカル)」として検索エンジンに認識させるかを指定することで、コンテンツの重複判定を回避できます。
例えば、「https://studio.design/ja 」へのアクセス方法はいくつかあります。
トレイリングスラッシュを含む場合:https://studio.design/ja
/広告計測用パラメータを含む場合:https://studio.design/ja
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これらのURLがそれぞれ別サイトとしてサーチコンソールに認識されてしまうと、同じ内容のページが複数存在する(=重複コンテンツ)と判定され、SEO上の評価が分散するおそれがあります。
この問題を防ぐため、上記のようなURLには、正規URLとして「https://studio.design/ja 」を指定するcanonicalタグを設置します。これにより、検索エンジンは該当ページの正しいURLを判断し、サイト全体の評価を適切に統一できます。
Studioでのcanonicalタグの仕様
Studioでは、表示ページのパスに応じて適切な正規URLを判断し、自動的にcanonicalタグが付与されます。
現在Studioでは、canonicalタグの変更や直接指定といった正規URLをカスタマイズをする機能を提供していません。機能のご要望や改善は、Studio Community Japanの「機能・改善リクエストスペース」より受け付けています。
canonicalタグの挿入タイミング
Studioの公開サイトには、サーバー応答のHTML段階では入っておらず、ブラウザでのレンダリング時にcanonicalタグが追加されます。
サーバーから応答されたHTML——ブラウザの「ソースを表示」(view-source:)で確認できるHTMLです。この段階ではcanonicalタグは挿入されていません。
レンダリングされたHTML——ブラウザの「開発ツール」等で確認できる、JavaScriptによって描画されたあとのHTML。この段階ではcanonicalタグが挿入されています。
