対象プラン:Businessプラン以上(旧プラン:全プラン)
301リダイレクトの概要と設定方法
公開中ページパスを変更した際に、「301リダイレクト」を設定することで、サイト訪問者を新しいパスのURLへ転送させることができます。
設定しない場合、訪問者が旧URLにアクセスした際に404エラーページが表示されるため、体験の低下につながります。自動的に新しいURLに転送されることで、シームレスな体験の提供に繋がります。
本記事では、301リダイレクトの概要、設定手順、編集・削除方法について詳しく解説します。
注意:リダイレクトは、該当プロジェクトに接続したドメイン(独自ドメイン)のパスからのみ指定が可能です。また、ページ/モーダルですでに設定されているパスからのリダイレクトは指定できません。既存ページ/モーダルのパスからリダイレクトを指定したい場合には既存ページ/モーダルのパスを先に変更または削除してください。
例)プロジェクトの独自ドメインがexapmle.com
の場合
できること
接続している独自ドメイン内でのリダイレクト
外部URLへのリダイレクト(※パスを揃える必要はありません。自由に指定が可能です。)
できないこと
外部ドメインからの独自ドメインへのリダイレクト
リダイレクトページとは
Webサイトの既存ページを新しいURLに完全に移動させる「301リダイレクト」を設定するページです。
設定したリダイレクトは、ページリストから確認できます。
リダイレクトページの設定項目
Studioでは、「リダイレクトページ」をプロジェクトに作成して設定を行います。設定項目は次の2箇所です。
パスの設定
[パス]には、リダイレクト元になるURLを入力します。
ここには、同一プロジェクトに存在するパスは設定できません。該当ページを削除または別のパスに変更した後にリダイレクトページを作成してください。
Tips:トップページをリダイレクト元として設定する場合、[パス]は空白のままにします。
リダイレクト先の設定
[リダイレクト先]には、リダイレクト元になるURLを入力します。プロジェクト内のページを選択するか、外部URLを直接入力できます。
注意:
日本語のURLは、リダイレクト先として設定しても正しく動作しません。
動的ページはリダイレクト先として設定できません。(2025年2月時点)
ユースケース
この機能は、下記のような場合に使用できます。
URL変更時:公開中のページURLを変更した場合。
ページ統合時:複数のページを1つに統合する場合。
サイト構造変更時:サイト全体の構造を見直した場合。
301リダイレクトの設定方法
エディタでリダイレクトページを作成します。
スクリーン右上のアイコンまたは、ページパネルのアイコンから「ページ追加」ボタンをクリックします。表示されたメニューから[リダイレクト]を選択します。
リダイレクを設定します。
設定内容を反映させるためにサイトを更新します。
301リダイレクトの編集方法
ページパネルから対象のリダイレクトページを選択します。
必要な項目([パス]や[リダイレクト先])を編集します。
[更新]をクリックして変更を保存します。
設定内容を反映させるためにサイトを更新します。
301リダイレクトの削除方法
ページパネルから対象のリダイレクトページを選択します。
[リダイレクト設定を削除]をクリックします。
設定内容を反映させるためにサイトを更新します。
よくある質問
Q. ドメインを変更した場合に、リダイレクトページを使ってリダイレクトを設定できますか?
Q. ドメインを変更した場合に、リダイレクトページを使ってリダイレクトを設定できますか?
A. 設定できません。Studioで設定可能なリダイレクトは、該当プロジェクトに紐づいているドメインのみです。変更前のドメインから変更後のドメインへのリダイレクト設定を希望される場合には以下4つのいずれかの方法をご検討ください。
ドメイン変更前のプロジェクトとドメイン変更後のプロジェクトを2つ契約する
(プロジェクトに接続するドメインは変更しません)ドメイン変更前の既存プロジェクト:リダイレクトページを作成し、リダイレクト先を新規ドメインに設定して更新する
ドメイン変更後の新規プロジェクト:新規ドメインをプロジェクトに接続して公開する
変更前のドメイン用に軽量のサーバー/コンテナを立て、全リクエストを新ドメインへ301リダイレクトを設定する(※)
CDN/エッジで301リダイレクトを設定する(※)
レジストラ/レンタルサーバーのURL転送機能を利用する(※)
(※)これら3つの方法は外部サービスでの設定になるため、Studioにお問い合わせいただいても対応できかねます。