デザインデータの容量が大きくなっていると表示された時の対処法
このアラートは、プロジェクト内のデザインデータ容量が一定量を超え、上限に近づきつつある場合に表示されます。
アラートが表示された時点では操作に影響はありませんが、そのまま制作・運用を続けるといずれ上限に到達してしまいます。
デザインデータとは
デザインデータとは、サイトのデザインを表示するために必要な情報のことを指し、下記項目などに応じてその量は変化します。
ページ数
ボックス数
色やサイズなどのスタイル設定
テキスト情報
画像ファイル名
ただし、エディタ上に配置した画像自体の容量や埋め込み表示している外部サービスの容量はデザインデータには含まれません。
デザインデータはプロジェクト全体での計測となります。 そのため、ページ数がプランの上限内に収まっていても、プロジェクト全体のデザインデータがシステムの許容可能な容量を超過するとアラートが表示されますのでご注意ください。
許容できる容量
Studioのランディングページ( https://studio.design/ja )は、通常ページとして作成されています。アニメーションなどが豊富に含まれており、構成が少し複雑です。
この規模であれば、同一プロジェクト内でプランの最上限である約300ページまで作成することができます。デザイン内容やテキスト情報によってデザインデータ量が変動するので、参考値として参考にしてください。なお、これ以上の作成が必要な場合は、Enterpriseプランにてご相談ください。
上限を超過した場合
上限を超えると、新しいページの作成や削除、複製などの一部操作ができなくなります。
このデザインデータ量は比較的大きな量なので、実際にアラートを目にするプロジェクトは決して多くありませんが、万が一表示された際には以下の方法でデータ量の削減をご検討ください。
デザインデータ容量を削減する対策
使用していないページの削除
ページを削除すると、その分だけデザインデータが削減できます。不要なページがある場合は、削除してください。
コンポーネント機能の活用
プロジェクト内で頻繁に使用するデザイン要素は「コンポーネント」として共通化できます。ボックスをコピペしただけではその分デザインデータが生じますが、コンポーネント化した要素は複数箇所に配置してもデザインデータ量はひとつ分として計算されます。
例えば、10ページで同じヘッダーを使用する場合、通常なら10倍のデータ量になりますが、コンポーネント化すれば1つ分のデータ量で済みます。
コンポーネントの作成、管理方法について詳しくはコンポーネントをご覧ください。
CMS機能の活用
アラートが表示されるプロジェクトの特徴の一つは、「縦長のページを大量に複製し、一部のテキストや画像だけを変更している」というケースです。このようなプロジェクトでは、CMS(動的ページ)の利用がおすすめです。
コンポーネントと同じように、デザインデータをエディタ上で1つの動的ページに集約することができるため、大幅な容量削減が期待できます。
ページ上に配置している「リスト」もCMSリストに置き換えることで同様に削減が可能です。
CMSについて詳しくは、以下の動画やヘルプ記事をご覧ください。
※動画は公開時点のStudio仕様に基づきます
この記事で解決しない疑問やがある場合は、エディタ右下の[?]からチャットサポートへお問い合わせください。