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CMS記事本文中にテーブル(表)を追加する
CMS記事本文中にテーブル(表)を追加する

STUDIO CMS記事へのテーブルの挿入、編集、スタイル変更について解説します。テーブルのアクセシビリティ向上のヒントもご紹介します。

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対応者:Saika
一週間前以上前にアップデートされました

CMS記事本文にテーブルを追加する方法

CMSの記事タイプモデルでは、アイテム本文中にテーブル(表)が追加できます。テーブルを使うと情報を整理でき、閲覧者が内容を一目で理解しやすくなります。

追加したテーブルは、見出しを設定したり、デザインエディタで幅や色などのスタイル調整が可能です。

※動画は、公開時点のSTUDIO仕様に基づきます

テーブルの追加

1. CMSダッシュボードを開く

CMSダッシュボードを開き、記事タイプモデルのアイテム編集画面を開きます。

2. テーブルの追加

テーブルを挿入したい箇所をクリックし、「+」ボタンをクリックします。「テーブル」を選択すると見出し行を含む3列×2行のテーブルが追加されます。

スクリーンショット:CMS記事本文にテーブルを追加する様子。

追加したテーブルは、左寄せ・中央・右寄せに配置の設定ができます。

スクリーンショット:テーブルの配置を変更する様子。

テーブルは、選択してコピー&ペーストで簡単に複製できます。削除する場合は、テーブルを選択し、Deleteキーかブロックメニューを使用します。

スクリーンショット:テーブルをコピーまたは削除する様子。

行や列の追加、削除

三角の行(列)メニュー、またはテーブル下か右端の追加ボタンで、行列が追加できます。「列(行)を削除」をクリックすると削除できます。

※現在、行と列の入れ替えはできません。セルをコピー&ペーストして移動させることは可能です。

スクリーンショット:テーブルの行や列を追加または削除する様子。

行・列見出し(th)の設定

テーブル内の最上行と最左列は、「見出しセル(th)」として設定可能です。これらはテーブル内のデータを説明するタイトルとして機能します。設定には、ブロックまたは行列メニューで「行見出し」または「列見出し」を選択します。

スクリーンショット:行・列見出しを設定する様子。

セル (td) の編集

テーブル内のセル (td) にはテキストが入力でき、テキストを選択して表示されるメニューから太字斜体、打ち消し線、のスタイル適用とリンク、コメント機能が利用できます。

Shift + Enterで改行したり「Shift + 左右上下キー」でセルの複数選択も可能です。

スクリーンショット:テーブル内テキストを編集する様子。

外部テーブルの貼り付け

Googleスプレッドシートや Notion など外部のテーブルをコピーして、STUDIOのテーブルにペーストできます。Notionからコピーできるのは、シンプルテーブル|Notionヘルプセンターのみです。データベースのテーブルはペーストできませんのでご注意ください。

なお、コピーする際はテーブル自体を以下画像のように選択してください。

スクリーンショット:Notionのテーブルをコピーする様子。

テーブルのスタイル変更

テーブルのデザインは、デザインエディタで行います。

動的ページにCMS本文(リッチテキスト)を配置して、テーブルを追加したアイテムを表示します。

テーブル自体のスタイル変更

テーブル <table> を選択し、スタイルメニューのテーブル・テキストタブからスタイル調整できます。

スクリーンショット:テーブルのスタイルを変更する様子。

見出しとセルのスタイル変更

テーブル内の見出し (th) とセル (td) は、それぞれ個別にスタイルを調整することができます。これにより、見出しとセルで色を変えたり、フォントを変更したりすることが可能です。

セル(td)に適用したスタイルは、自動的に見出し(th)にも適用されます。ただし、見出しに直接スタイルが指定されている場合は、見出しのスタイル指定が優先されます。

※行見出しと列見出し (th) のスタイルは共通となっており、別々にスタイルを設定することはできません。

※下線のスタイルは、見出し (th) とセル (td) の間でスタイルが継承されません。

列の最小幅

見出しまたはセルを選択すると、列の最小幅が設定できます。

スクリーンショット:テーブルの列の最小幅を設定する様子。

垂直配置

テキストタブでは「垂直配置」でテキストの配置が変更可能です。

スクリーンショット:テーブル内テキストの配置を変更する様子。

アクセシビリティ向上のヒント

テーブルのアクセシビリティ向上において、2つポイントがあります。

見出しセル(th)を使う

スクリーンリーダーなどの支援技術でテーブルを読むとき、見出しセル(th)が存在すると、データセル(td)と組み合わせて読み上げられます。見出しセル(th)がないと何の行・列のデータかの理解が困難になります。

参考

テーブルの直前に見出し(h1, h2 要素など)を配置

テーブルの直前に見出し(h1, h2 要素など)を配置することを推奨します。

WCAG 2.0「1.3.1 情報及び関係性 ※1」を達成する2つの方法があります。

  1. テーブルに caption 要素を設定する(現在、STUDIO では設定できません)※2

  2. テーブルの直前に見出しを配置する ※3

1の方法は現在の STUDIO では caption が設定できないため、採用できません。2の方法を採用します。見出しとテーブルの内容を結びつけ、支援技術利用者に見出しからテーブルの手がかりを与え、情報及び関係性を保つようにします。

参考

注意点

  • 現在、行や列が80を超えると、CMSダッシュボードでの編集に支障がでます。テーブルを分けて80以下に調整することをご検討ください。

  • サポート範囲:現在、以下の実装はできません。

    • テーブルの中にテーブルを追加する

    • 複数行列に見出し(th) を設定する

    • 行・列先頭以外に見出し (th) を設定する

    • セルの結合

    • <caption> の設定

    • <thead> の設定

    • <tfoot> の設定

    • scope 属性の設定

テーブルレイアウト

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