STUDIO にはフォーム送信時に自動で内容確認やお礼のメールを送る機能がありませんが、フォーム結果の外部連携機能を利用して実現することができます。
この記事では、スプレッドシートと Zapier というアプリを使って自動返信を設定する方法を紹介します。
STUDIO フォームをスプレッドシートと連携する
まずは目的のフォームをスプレッドシートと連携しておく必要があります。
連携方法はこちらで解説しています。
Zapier での設定手順
1. Zap を作る
Zapier では、「Zap」と呼ばれるオリジナルアプリを作成することで様々な機能を実現します。
まずは Zapier アカウントを作成 / ログインした状態で、「MAKE A ZAP」を押下します。

2. トリガー App を設定する
Zap のトリガーを設定していきます。
App: Google Sheets
Trigger Event: New Spreadsheet Row
を選択したら、「Continue」をクリックします。

3. シートを選択する
画面の案内に従ってフォームとの連携に使用した Google アカウントにサインインして接続し、
Spreadsheet: 【プロジェクト名】_【フォーム名】
Work: Sheet1
を選択して「Continue」をクリックします。

4. シートとの接続をテスト
画面の案内に従って、シートとの連携をテストします。
うまく連携できていれば、シートに存在するフォーム回答の列を Zapier の画面から選択できます。
ここで選んだ列を、このあとの工程でデータ例として使います。

5. アクション App を設定する
トリガーに対するアクションを設定していきます。
App: Gmail
Action Event: Send Email
を選択して、「Continue」をクリックします。

6. 自動返信メールの送信元アドレスを設定
画面の案内に従って自動返信メールの送信元としたい Gmail のアカウントと接続し、送信元アドレスを選択します。

7. 自動返信内容を作成
自動返信メールの記載内容を設定します。
各フィールドには、直接文字を打ち込むことも、ドロップダウンからスプレッドシートの特定の列の値を変数として選択することもできます。
「To:」の欄にはフォーム送信者のメールアドレスを設定しましょう。本文なども、変数をうまく組み合わせて作成していきます。

以下に、設定内容と実際に届くメールの例を示します。


8. 動作テスト
設定が完了したら Continue > Test & Continue と進み、テストメールを確認し、問題がなければ「Turn on Zap」をクリックして、自動返信設定は完了です。
実際にサイトやライブプレビューにフォームを投稿して動作をご確認ください。
