Studioでの多言語対応
注意:
Studioサポートポリシーに基づき、本記事でご紹介する方法の詳細についての個別解説や選定サービスのご相談などは、サポート窓口では承っておりません。
Enterpriseプランでのみ、個別の設定や外部サービスとの連携のご相談を承っています。詳しくは、導入についてのご相談(Enterpriseプランのご案内)をご覧ください。
Studioでは作成したWebサイトを**多言語化する専用機能は提供していませんが、**以下のような方法で多言語サイトを作成した事例があります。いずれの事例においても、高度な設定や複雑な運用管理が必要となるため、Enterpriseプランの専任サポートやStudio Expertによる構築支援もおすすめです。
1つのプロジェクト内で複数言語のページを作成する方法
言語ごとにプロジェクトを分けてサイトを作成し、サブドメインで公開する方法
言語ごとにプロジェクトを分けてサイトを作成し、サブディレクトリで繋ぐ方法
外部のWebサイト翻訳サービスを利用する方法
1.1つのプロジェクト内で複数言語のページを作成する方法
1つのプロジェクト内で言語ごとにページを作成し、ディレクトリを分けて管理する方法です。
日本語と英語でサイトを用意する場合のドメイン設定例は以下の通りです。
日本語:example.com
英語:example.com/en/
最もコストを抑えて実現できる方法ですが、ページ数をプラン上限内に収める必要があるなど、運用管理における課題が生じる可能性があります。
2. 言語ごとにプロジェクトを分けてサイトを作成し、サブドメインで公開する方法
言語ごとにプロジェクトを作成し、それぞれをサブドメインに割り当てて公開する方法です。
日本語と英語でサイトを用意する場合のドメイン設定例は以下の通りです。
日本語:example.com
英語:en.example.com
各言語のサイトはサブドメインごとに独立したWebサイトとして運用されます。そのため、SEO評価やアクセス解析もそれぞれ個別に対応する必要があります。
複数プロジェクトの有料契約と独自ドメインの用意が必要です。
3. 言語ごとにプロジェクトを分けてサイトを作成し、サブディレクトリで繋ぐ方法
対象プラン:Business Plus以上
言語ごとにプロジェクトを作成し、カスタムプロキシ機能を利用して、翻訳言語のプロジェクトをメインサイトのサブディレクトリ(例:/en/)として表示する方法です。
日本語と英語でサイトを用意する場合のドメイン設定例は以下の通りです。
日本語:example.com
英語:example.com/en/
メインサイトの下層パスとして他言語サイトを作るため、SEO評価やアクセス解析を一元的に管理・運用することができます。
注意:
カスタムプロキシアドオンは高度なオプションです。設定を行う際は、プロキシサーバーの運用・設定やネットワークインフラ構築に関する知識が必要です。
4. 外部のWebサイト翻訳サービスを利用する方法
利用するツールや実装方法によって、ページの生成方法が異なる可能性があります。目的に合わせて、利用ツールや実装方法をご検討ください。
注意:
現状、公式として推奨する特定のツール紹介や連携の保証はしておりません。
導入についてのご相談(Enterpriseプランのご案内)
法人向けのEnterpriseプランでは、外部翻訳ツールの導入やカスタムプロキシアドオンについてご相談いただけます。また、複数プロジェクトをまとめた契約もご用意しています。
その他にも専任担当者が下記のようなお問い合わせに回答します。ぜひお気軽にご相談ください。
法人向けEnterpriseプランの詳細
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